透かしカップ & ソーサー 青鳥
¥7,700 税込
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瀬戸、多治見で戦前から作れていた透かしのカップ&ソーサーです。
カップは非常に薄く作られていて、光にかざすと表側の絵が透けて見えるほどです。
カップの底面に特別な細工があり、光にかざすと舞子さんの顔写真が浮かんで見えます。
このカップは本来国外向けの輸出品として開発されました。
光を通すほど薄い磁器を大量生産できる技術力をアピールしたものです。
昭和初期を舞台にした映画の小道具として使用されたこともあるそうです。
現在では、ほとんど作られておらず、丸直製陶所では制作されています。
輸出品の在庫がありましたので、今回のご紹介になります。
当時は、丸直製陶所以外の窯元も制作していたので
どこの窯のものかは不明です。
サイズ:
カップ 10.5(持ち手含む)x8.6×4.5cm
ソーサー Φ20×2cm
※電子レンジ・食洗機の使用は出来ません。
※沸騰したお湯など極端に熱いものを入れるのは避け、急須やティーポットからのお茶を入れるようにしてください。
丸直製陶所は、創業1900年頃。美濃焼の産地である岐阜県土岐市にて開窯されました。
光にかざすと中に注いだ液体が透き通るほど薄く軽い磁器づくりが自慢の窯です。
柄の印刷された和紙を刷毛で貼りつけ、その模様を転写させる『銅版転写』の技術においても
国内屈指の繊細さを持ちます。薄い磁器が、光を通す事を利用したものです。
碗の底の生地の厚みに、変化を付ける事で絵が浮き出ます。
光を通すと、生地の厚い部分は黒く、薄い部分は白く見えます。
写真のように鮮明に見えるのは、当時の職人の技術がいかに凄かったかが分かります。
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