2024/06/22 16:30

備前吉田焼のシリアルボールとパン皿です。
この水玉模様のうつわは、1965年ごろの高度経済成長期に数多く生産され、旅館などで湯呑や急須で見かけた人も多いと思います。
若い方は、初めて見る方もいるかもしれまん。

当時、数多く出回っていたようですが、実は一つ一つ手彫りで水玉模様を仕上げるため手間がかかり、
生産者もめっきり減ってきたそうです。

「掻き落とし」技法で、下絵を描くことなく職人の勘で彫り込むそうなので熟練の技ですね。

今の生活に合わせて、シリアルボール、パン皿として水玉模様が活きているうつわです。

シリアルボールという名前ですが、サラダ、スープなどいろいろ使えそうです。実際に装うとこんな感じです。

パン皿の上にシリアルボールをのせるとぐっとおしゃれな感じになります。

食卓に並べてみて思ったのは、白色と紺色が両方あるととても楽しい感じになります。また色違いで組み合わせたほうがそれぞれの色が活きると思いました。

パン皿の上にシリアルボールをのせるとぐっとおしゃれな感じになります。

食卓に並べてみて思ったのは、白色と紺色が両方あるととても楽しい感じになります。また色違いで組み合わせたほうがそれぞれの色が活きると思いました。白地に紺の水玉の方が人気があるようですが、お皿だけみていると使いやすいように思うのでしょう。紺色の水玉も白のうつわと合わせてみると印象が変わります。違う色を組み合わせる楽しさがあるうつわです。